図1　1999�Q発売の初代AIBO（左）と2018�Q発売の新型aibo（��）
出�Z：ソニー・プレス�@料より筆�v合成

1999�QのAIBOの発表の際には驚きと感動があったが、今�vの発表には�T外感がまるでなかった。ソニーが、��(c┬)去のソニー復��をアピールするために、�}っ�Dり早くAIBOをaiboに��えて�W(w┌ng)��しただけにしか思えなかった。

それはなぜだろうか。初代AIBOの発売は、無からの創成であるからインパクトがあり、人々に驚きと感動を与えたが、今�vのaiboは、「ヒトのやらないことをやる」はずのソニーが、��(c┬)去の����を模倣した2番�[じに��(c┬)ぎないからだ。初代発売開始から20�Q�Zく経��(c┬)し、この間IT や半導���\術は指数関数的に進歩しているから、クラウドとやり�Dりできるとか、プロセッサの�]度が�j(lu┛)幅に�峺�(j━ng)したとか、学�{機�Δ�格段に向�屬靴燭箸�、�O�y(t┓ng)度が20軸から22軸になったなど、「失われた12�Q」の�\術を�rり込んでみましたというだけで�T外感がまるでない。

1999�Q、ソニーのAIロボット研�|陣は、ネット��業に�w執する出井�P之社長からは「ロボットなんて19世紀のテクノロジーだ。21世紀のテクノロジーをやるべきだ」と批判を�pけながらも、AIBO　の発売にこぎつけた（参考�@料1）。当時、「インターネットは（恐竜を絶滅させた）隕石だ」という出井社長のカリスマ的発言をマスコミはもてはやしていた。同社長は、社内の��(chu┐ng)�霄吩^を集めた期例会合などでも「これからは、ソフトウェアの時代だ。�\たちのようなハードウェア�\術�v（の出身��(chu┐ng)�陝砲鷲塒廚澄廚箸いθ�言を繰り返していた。今、時価総�Yでソニーに桁違いの差をつけて世�c�kのAppleが�k��何で儲けているのかを見るにつけ、 ソニーの衰��は人�uではなかったのではないかとさえ、思ってしまう（参考�@料2）。これは、何もソニーに限らず、日本のエレクトロニクス業�cの衰��の�k因でもあろう。

ISSCCまでがエンターテインメント・ロボットを採りあげた
2002�QのISSCCではソニーが「エンターテインメント・ロボットのための半導���\術：現在と未来」と��する�d待基調講演を行うまでに学会でも�R�`を集めるまでになった。しかし2004�Qに開��(h┐o)された経営会議で、出井会長は土井�崟幣�����案のAIBOの後�M(f┬i)機となるはずだったヒト型2�B歩行ロボットQRIOの販売��画を却下し、このため、ソニーのロボット研�|は中�Vに�{い込まれた（参考�@料1）。さらに、出井路線を忠実に引き�M(f┬i)いだ中鉢社長（現�噞総合研�|所理��長）は、2006�Q、AIBOの���]・販売の中�Vを��定し、その�T果、関連組�Eは人材と共にことごとくリストラされた。「やめるべきはAIBOではなく、リストラしか�Δ里覆し弍朕悗世蹐Α廚箸いμmが社内に�蛆�し、ソニーの��(j┤ng)来を悲�茲靴嵩Hくの社�^が��めていった。

ロボット開発を陣頭指ｧしてきた土井�W(w┌ng)忠�崟幣���も��職し、文芸春秋2007�Q新�Q��(gu┤)に�據垢靴ぞ}記「成果主�Iがソニーを破�sした」（参考�@料3）を発表し、内容のあまりの�據垢靴気縫愁法室卞發望弖發�走った。居場所を失ったロボット研�|陣は、Google、トヨタ、日��はじめ、ロボット開発に��を入れていた世�c�Q社に転職していった。

AIBO���]販売中�Vに�{い�]ちをかけるように、2014�QにソニーはAIBOの�T理中�Vを発表し、�HくにAIBO愛好�vから批判を浴び、社会問��にもなった。そして、今�Q、AIBOがaiboとして復��するに至ったのである。

ソニー復��をかけたaiboの次の画期的新����に期待
2006�QにAIBOの���]販売を中�Vしたのは、「収益の低い��業を切った」ためということになってはいるが、これはあくまでも当時の経営�vの言い分にすぎない。ほんとに収益が低くて切り捨てるべき19世紀のレガシー��業だったというなら、いまさら、模倣��を復��させることもないはずだ。

「AIBOは�Mの夢であり、ソニーの��(j┫)徴」（CES2018における平井社長の発言）であるから、�峙�で述べたような歴代経営�vの判��ミスで失われた12�Qが�Pやまれる。ヒト型なのに基本である二�B歩行ができない�屬法�田舎のレストランの��頭でメニューの�o��を�eったコックの人形のようなPepperがもてはやされている昨今だが、ソニーはすでに�i世紀��に、音�m認識が可�Δ如▲瀬鵐垢里任�るヒト型ロボットを開発していたのである。もし開発を��けていたら、今頃、ソニーは、欧��(sh━)IT企業を凌��した世�c�kのAI/ロボット企業になっていたかもしれない。実際、土井�崟幣���は、「ロボットを21世紀に最初に立ち�屬�る�噞とし、ソニーはその先頭を走る」、とヒト型ロボットQRIO発表の際に�T気込みを語っていた。AI�\術を�~使して、ネットにもつないで、AIロボットを21世紀の成長�噞にしようと夢見た革命家が��(c┬)去にはソニー社内にいたのだ（参考�@料4)。

ソニーが本当に復��したと�x言したいのであれば、aiboの次に、��(c┬)去のソニー����のように人々にサプライズと感動を与え、社会にインパクトを与え、人々の����スタイルすら変えてしまうような画期的な新����を見せてほしいものだ。

参考�@料
1.「ソニー、ロボット����の舞��裏」と��する�j(lu┛)鹿靖��記�vによる�k連の詳細な調�h報�O(p┴ng)記��、朝日新聞、2014�Q5月１日��1�Cほか
2.原田�I�d（元ソニー社�^）、「ソニー失われた20�Q―内�笋�ら見た無�Δ抜�望：��6章　愚�uの�僂鮹曚�人々」、さくら舎、2012�Q
3.�W下伺朗（元ソニー�崟幣���土井�W(w┌ng)忠��(hu━)のぺンネーム）：「元常��がつづる�e(cu┛)機の本��、 成果主�Iがソニーを破�sした―偉�j(lu┛)な創業�v、井深�j(lu┛)の理�[はなぜ�Hえたか? 」文藝春秋　2007�Q新�Q��別��(gu┤)、pp.146-154
4. �K����(d─n)：「テクノ�j(lu┛)喜�W(w┌ng)：現�X(ju└)のロボットは機械が主で電子が��、ただし人工��(m┬ng)�Δ納苒�は逆転」、日経xTECHウェブサイト、 　2015.8.25��け