著�v：AEC/APC Symposium Japan　�i川耕司

�i�v（シリーズ（1））は、5G�\術の��長によりユーザーとして、どれだけ便�Wな思いができるかを述べてきた。今�vは、新しい�\術の実��化のため、どのような仕�Xけが行われているのか、舞��裏について述べてみたい。そこにおいて�Mが見たものは、���Eと�\術の接点での会�Bであった。

DC5Gというカンファレンスが毎�Q�k�v、11月に、ワシントンDCで開かれている。今�Qで4�v�`のカンファレンスだ。この集まりで、�`にしたこと耳にしたこと�`にしたことから始めたい。

1-1. DC5Gとは？: ���Eと�\術との接点

DC5G は、5G�\術普及のための運動をおこなっている団��である。スポンサーには、�盜馗命�業�cの企業、連邦���B機関の�@�iが見られる。

DC5Gの講演会は、ペンタゴンシティのホテルで2019�Q11月4日、 11月5日の二日間にわたり開��された。September 11の時、飛行機が��当たりしたペンタゴン（�盜駛描躱福砲魯瓮肇蹐嶺uの駅で、会場となったホテルの�`と�磴寮茲砲△襦��Zくには、ホワイトハウス、アーリントン戦没�v墓地がある。この�Z辺のメトロは、実に地中深い所を走っている。メトロの駅は、核 戦争に�△┐導貿���の直撃にも耐えられるよう設��されている。　冷戦時代には核シェルターの役割も�eっていた。昔、ペンタゴンはグラウンドゼロと�}ばれ、�盜颪悗粒貌�撃の中心点であった。ペンタゴンに�Zいこの莂癲∈�では、高級ショッピングモールが立ち並び、華やかな地域になっている。�O�瓩茲衞�50分、メトロの駅に��く。極めて長いエスカレータを登りきったところにあるホテルが会場であった。

カンファレンス参加�v数は、300�@を��える��度と思われる。14セッションにわたり、パネルデスカッションも行われた。�QパネルはプレゼンテーションとQ&Aの時間も含め1時間で、その後に30分��度の休憩時間が設けられており、参加�vはその間に、パネリストに��問したり�@刺交換したりするという形式である。

この会議の�`的の�kつは、人脈交流や人脈形成だ。学術的情報交換の場というよりは、ビジネス的な広がりを�T図した、連邦���B機関（��関係も含む）、地�宜塹�機関、企業（�\術およびビジネス）との関係構築により、広�@な世�b形成を�T図する考えだ、と読み�Dることができる。

筆�vが会�Bできた人は限られた数であるが、推定できる参加�vの職�|は、ビジネスデベロップメントマネジャー、�\術開発マネジャー、地�宜塹�プランマネジャー、シンクタンクコンサルタント、行��関係�o���^、��関係�v、個人及び企業投�@関係�vと言った所であろうか。筆�vには、未だ経�xしたことのないタイプの会議であった。

International Technology and Trade Associates, Inc.（ITTA）で科学�\術担当のRobert Shields��は、���E・経済的�菘世茲蝓�5G�\術の動向を分析している。ITTAは、ワシントンDCを拠点とする、経済・�\術�Uのシンクタンクである。彼は、�\術にも理解が深く、�Hくを学ばせてもらった。�盜颪砲�いては、外国人である筆�vには、理解が�科�でない�霾�もあり、彼の見解に�\けられている。

以下、パネルデスカッションで語られた内容と参加�vの反応、Robertの�莟Rとを�Eり交ぜながら�Bを進める。

1-2. 5G�\術普及のロードマップ

5G AmericaのPresidentであるC. Pearson ��は、4G, 5G�\術の加入�P数の予�Rを��した （図1.4）。

図1.4 4G, 5G加入予�R　出�Z：Technology & Market Overview : The path from 4G to 5G , Chris Pearson, 5G Americaを基に、筆�vが作図

3GPP （3rd Generation Partnership Project）は、すでに3GPP Release-15すなわち ブロードバンド��の5G�\術�Y��化を発表している。IoT、C-V2X向けの、新しいインフラおよび�噞向けの Release-16は、2020�QQ1（��1四半期、1月-3月）の完了を�`指している。商業化推定時期は、2020�Q後半である。

図1.5 5G�\術ロードマップ　出�Z：Technology & Market Overview : The path from 4G to 5G , Chris Pearson, 5G America

Verizon社のPublic Policy 担当のVPであるD.Yang ��は、5Gの加入�P数の飛躍的な�\加が、すでに始まっていること、5Gの�\加��向は、4Gよりも飛躍的に早いと述べている。5Gのサービスが、��世�cで44�Pに�屬辰討い襦�やはりヨーロッパが先行しているが、�盜颪��{随し始めている。�盜颪任蓮�4社が5G�\術のブロードバンドサービスを2019�Qに開始しており、2020�Qより��国的に�t開する��画だ。この背景には、　最�ZになりFCC（US Federal Communication Commission）連邦���B機関の後押しが始まったためでもある。

しかしながら、4Gから5Gへの切り��えが、�k度に��こるはずもなく、今後、時間をかけてスムースな変��が��要だ。今後も5G�\術普及のため、連邦���B、�ο��B、地�宜塹�、�c間会社による、相当の�M��的投�@が��要であり、このような投�@は、100�Qに�k度とも言える、社会構�]の変化をもたらすという基本的見解を��した。

いずれのパネリストも�Xっぽく語り、2020�Qでの5G�\術の飛躍的普及に�瓦垢覺�待を感じる内容だ。

随分イケイケの�Bに聞こえる。しかしながら、筆�vはこの時点で、微かな違和感を覚えていた。図1.4を再度、見ていただきたい。5Gの2023�Qまでの加入�P数予�Rでは、���歟楼茲魯哀蹇璽丱襯沺璽吋奪箸任蓮⊆臾鬚任呂覆い里澄�主役となる地域は、中国、ヨーロッパである。後日、2019�Q11月に発刊された最新の「Ericsson Mobile Report 」では、�盜颪任�5Gへの加入�P数は、2023�Q頃までに中国、ヨーロッパ合��の加入�P数の15%-25%��度と推�Rできる。このカンファレンスでの期待感の高まりは、このような現実（�盜颪砲箸辰読堙垤腓文充臓�）を踏まえた�屬任里海箸�もしれない。

複数のパネリストが、10�Qサイクルでの世代�\術の��新（G1→G2, G2→G3, G3→G4への�\術��新が10�Qごとに��こってきているということ）を口にした。2020�Qでの飛躍的普及�bの根拠の�kつというわけだ。半導��関係のムーアの法�Г鯱†[してしまった。

脱線するが、休憩時間ないしはランチタイムでの、いろいろな人たちとの会�Bや別の角度から、この点に触れてみたいと思う。やはり、参加�vの2020�Q度への期待感は高く、ビジネスの成長に繋がって行くという、�i向きな�莟Rの�mを聞いた。しかしながら、筆�vは彼らの口調の中にやや違和感を覚えているのも、��実である。

�kつ、記憶に残る、会�Bがある。彼は、�z社のエンジニア（匿�@を希望）であった。この会社は、5G��の中�M��のタワーやその周辺����を設��するビジネスを行っている。彼らは、�垉遑潟Q間、中国�x場への参入を試みている。彼�O身、何度も中国本土に出張を�_ね、パイロットプロジェクト的な施工を行ってきたという。ところが、ある時点になると、それ以�Tのプロジェクトの認可がおりないという。

彼は、「まるで中国���Bと�Bをしているようになってしまい、�T局、あるところからは、�k歩も進められなくなってしまった」と述べている。彼の表情に、疲労とも言える影を感じ�Dった。もし、中国でのこれ以�屬離咼献優垢漣t開が考えられない場合には、�盜驂x場でのビジネス開��が、鍵となってくると述べていた。

5Gが本格的に始まる2020�Qに向けて、期待が高まる、�kつの舞��裏の��情を�餮譴襪茲Δ福�会�Bであった。

すでに、�jきな投�@が行われてしまったため、さらに�盜颪砲箸辰読堙垤腓文充造里燭瓠⊂}��れになる�iに�}を�]つという�T味で、2020�Q以�Tの、�盜颪砲�ける飛躍的な�x場成長を�B��にしているのかもしれないという疑問は、個人的な�莟Rとして筆�vの中に残った。

1-3．ファイバ、ファイバ、そしてファイバ：社会的インフラの構築

5G�\術を�盜驢�土に�t開するためには、巨�jな社会的インフラの構築が��要になる。その投�@の��模は�jきく、�c間レベルだけではなく、連邦���B��模のサポートが��要だ。このあたりから、5Gの普及、およびそれを使ったスマート化は、国家的プロジェクトの色彩を帯びてくる。

5G�\術の��国�t開には、光ファイバの設��が��須となる。「なんだって？ 5G�\術はワイヤレスなのに、なんでまた、光ファイバの�Bなのだ？」。こう思われる読�vがいるだろう。この点は、�盜颪�よび���歟楼茲良w�~の��情かもしれない。日本ではファイバを使ったネットワークへの接��率が70%を��えていると言われるが、ここ�盜颪任蓮�12%に�圓�ない（図1.6）。アジア地域でのファイバ接��率は高い。しかし、���櫃任蓮∪橙�率は低く、ヨーロッパは、その間に位��する。

�Z�Q、我が家の周りも含め、�盜饂蠅觸蠅盃`にするのは、ファイバの�m設工��である。

図1.6 ファイバ接��の現�X　出�Z FTTH Council Europe – Panorama, March 2019, IDATE を基に筆�vが作図

5Gはワイヤレスなのに、ファイバはどこに��要なのだろうか。Ciena社State/Local government�靆�Education & Healthcare Industry担当Senior Advisorの
Danniel Loffreda��が使��した�@料が、�j変わかりやすい（図1.7）。

図1. 7 5Gネットワーク　出�Z：5G & Connected Communities, Daniele Loffreda, ciena

5Gのシグナルを最終的に�pけるのは、ユーザーである。ユーザーはRAN（Radio Access Network）の中でワイヤレスの�X��で�p信する。しかしながら、��端のRAN以外は、光ファイバを使い、タワーやスモールセルと�}ばれる中�M��の����へデータは伝送される。

タワーやスモールセルと�}ばれる中�M��のデバイスへの接��には光ファイバが使われる。図1.8は、タワーやスモールセルと、それらを�Tんでいくファイバの��念を��している。

図1. 8 ファイバ設��の��念　出�Z：Crown Castle DC5G, Mark Reudink , Crown Castle

どのくらいの数のスモールセルが��要で、どのくらいの�{�`のファイバが��要なのだろうか？約80万基のセルが��要との試�Qがある。 図1.9に��すように、タワーも、立地条�Pに合わせて、カモフラージュされている。

筆�v�O�瓩涼楼茲鬟�バーするタワーは、森の中にあり、周りの�v々と同じように見える。�Z所の隼のつがいが巣でも作らないか？やや、気になるが。

図1. 9 5G設��の現�X　出�Z： wireless associations CITA, 5G&Connected Communities, Daniele Loffreda, Ciena

Fiber Broadband Association のCEOであるLisa Younger��のプレゼンテーションは、印��的であった。図1.10は、毎�Q、新たに地中�m設ないしは空中に設��されたファイバケーブルの�{�`に関するデータだ。�盜颪離侫．ぅ侖{�`は、毎�Q�Pびる�k�気任△襦��Z�Qスモールセルへ接��のためのファイバ�{�`が���]に�\加しており、�Zい��来、��成長するとの見解だ。2018�Q度のファイバの�m設�{�`は、400キロマイル（約64万キロメートル）である。

�[�気垢襪里��Mしいので、他のデータと比較してみよう。例えば、2018�Q度での、光ファイバ�L�fケーブルの��世�cにおける総��長は120万キロメートルと報告されている。（日本経済新聞、ネットの�Lの�O、地球30周分、�歟罎靴里�削る。2018.10.29）。

2018�Q度での、�盜颪任離侫．ぅ倬m設�{�`は、図1.10より64万キロメートルだ。地球30週分の�L�fケーブルの半分の�{�`に当たる。この�{�`のファイバが、�盜馥發砲�いて、毎�Q設��されているのだ。

図1. 10 ファイバ�m設�{�` 出�Z: Funding 5G Infrastructure – Fiber, Lisa Youngers, Fiber Broadband Association

ここでは���kラウンドとも言える､ブロードバンドレベルでの5G�\術の��業化を巡り､�盜颪領�ち位��を述べた｡さらに､ブロードバンド以�Tの�t開を��野に納めた舞��裏とも言える､社会インフラ構築の実情を述べてきた｡

次�vでは､社会インフラにさらに踏み込み､���kラウンドの後のラウンドへの�Dり組みを､述べてみたい｡

（��く）