図1　半導��からボード、システム、ソリューションへ広げているVIA　出�Z：VIA Technologies

ファブレス半導��メーカーは、QualcommやBroadcomで代表されるように、複数のユーザーが求める仕様の最�j(lu┛)�o約数を求めて、半導��チップに落とし込むことのできるメーカーである。デザインハウスは、顧客のいう仕様をそのままプログラムしてRTLに落とし込む作業を行う設��作業担当企業である。SoCとはプロセッサ（CPU）を内�鼎靴謄愁侫肇Ε┘△鯀箸濆�み、独�Oのハードウエア�v路（周辺）も�rり込んで差別化できるICのことを指す。組み込みシステムとは、コンピュータと同じCPU、ROM、RAM、周辺�v路、インタフェース、ストレージなどのハードウエアを�eち、ソフトウエアで独�O性を�擇濬个好轡好謄爐里海函�そしてソリューションとは、ハードウエアシステムを動かすためのサービスやソフトウエアも含めて顧客に提供するトータル����のことである。

このように定�Iすると、VIAはパソコンのチップセットを設��していたファブレス半導��から、CPUを搭載したSoCも設��している。ボードも��く同じような仕組みである。CPUもメモリも周辺�v路もインタフェースも��てボード�屬忘椶辰討�り、1チップのSoCとボードとは��模が違うだけである。ボードを����に入れ、スイッチや�]晶パネル、コネクタなどを�{加すればシステムになる。その中には、顧客に向けた独�O仕様のソフトウエアや�@��的なアプリケーションソフトやミドルウエア、小��模なハードウエアが入っているから、システムを動かすためのノウハウや最�j(lu┛)の性�Δ鰓u(p┴ng)る��(sh┫)法などをVIAが最もよく��(m┬ng)っているため、トータルのソリューションとしても提供できる。

このようなVIAがこのほどタクシー�j(lu┛)�}の日本交通の子会社であるJapanTaxiと協��して、GPSとタクシー無線を�k��化したシステムAMOS-825（図2）を開発、日本交通だけではなく、他の国内タクシーメーカーにも販売し始めている。JapanTaxiはタクシー�Z載機�_(d│)やソフトウエアを設��しているファブレス企業である。

図2　VIAがJapanTaxiと共同で開発したGPS/タクシー無線システム　出�Z：JapanTaxi

JapanTaxiは当初、AMOS-825を開発するのにあたり、タブレット単��でシステムができると思い、タブレットやそのボードなどを�}�XけているVIAにたどり��き、共同開発を�eちこんだ。VIAはこれまでの実績から、GPS/タクシー無線�k��化システムの開発を引き�pけ、NXP Semiconductorの1GHz動作のi.MXマルチコアプロセッサを使ってシステムを組んだ。このプロセッサは元々Freescaleが開発してきたCPUで、Cortex-A9クワッドコアを集積している。オンボードメモリはDDR3 1GB SDRAM、ストレージは16GBのeMMCフラッシュメモリなどである。さらにWi-Fi、GPS/GNSS、Bluetooth4.0も搭載しており、インターネットとは�Z内のWi-Fiルータを経て、LTEモバイルネットワークとつながっている。

図3　AMOS-825����　出�Z：JapanTaxi

電源電圧は9〜36V直流で、消�J電��は�Y��7Wだとしている。タクシー無線として送信する場合の電��はかなり消�Jするため、放�Xフィン��きの����(図3)にし、タブレットと分�`した。AMOS-825本��はダッシュボード内のエンジンルームに設��し、タブレットだけをダッシュボードの�屬���く。

VIAは、ファブレス半導��からSoCを企画・設��できるメーカーに変貌したことで、システムやソリューションを提供できる企業へと変身した。組み込みシステムにトランシーバ(送�p信機)を加えると、IoT（Internet of Things）そのものになる。IoTをビジネスにするなら、ソリューションまで�}�Xけなければ顧客をつかむことはできない。VIAのアプローチはIoTへの�Oを��(j┤)している。