図1　InputDynamics社CTOのSimon Godsill教�b(��)とエンジニアのJens Christensen��(左)

これらの3例はいずれもソフトウエアメーカーであるが、開発したソフトウエアを半導��チップに焼きこんでしまえば、それぞれ専��の機�Δ砲覆襦�しかもソフトウエアを改良してバージョンアップすることもフラッシュなどのメモリーに焼きこめば�~単に変えられる。プログラマブルなソフトウエアを焼きこむSoCは、専��の半導��チップ（ASICやASSP）とは違い、ハードウエアを変えることなく、ソフトウエアの内容を書き直すだけでバージョンアップでき、��来の発�tに�△┐襪海箸�できる。

これらはたまたまソフトウエアメーカーであるが、いずれの企業も考案したソフトウエアを焼きこんだASSPあるいは組み込みSoCなど半導��チップに集積したいと考えている。ここでは、こういった半導��に焼き込むことを狙うベンチャー企業を紹介する。

AntixLab：どんなOS、CPUでもゲームソフトを使えるようにするコンバータ
AntixLabは、どんなゲームソフトも携帯��に(あるいはPC��に)コンバートできるソフトウエアを開発した。OSやCPUが違っても、ゲームソフトを使えるようになる。例えば、任�W堂のゲームソフトをソニーのプレイステーションのゲームにも使えるようになる。さらにインテルのCPUを使ったパソコン��のゲームソフトをARMプロセッサ内�鼎侶搬喘�にもそのまま使える。その逆もできる。このためゲームソフトを改めてC/C++などの言語で書く��要がない。

「AntixLabが開発したソフトはコードの形でコンバータとして�eつのであり、��してコンパイルではない」と同社COO（Chief Operating Officer）のMike Foss��は言う。同��は、このソフトウエアを、バーチャルからリアルに変換するバーチャルプロセッサと�}んでおり、OSとCPUに独立のゲームソフトを変換するコンバータである。

OS やCPUが違っていても変換できるということは、コードコンバータを�eつことであり、マシンレベル、すなわちバイナリコードレベルでの変換となる。同社はこれを3�Qがかりで�U作した。

このコンバータは、例えばWindows 7パソコン��のゲームソフトをダウンロードすると同時にイニシャライズした後、コンバートして�O分の携帯にとり込むことができる。プラグインする�lではないという。

同社は、コンバータをチップの形で�eちたいと考えている。チップメーカー4~5社と組み、ASSPのようなチップを考えている。このコンバータはデザイン変��が少ないためだ。加えて、チップ��作��の開発ボードを設��するために半導��メーカーと�k緒に共同開発したいとも考えている。AntixLabはマルチスクリーン��のゲーム開発キットは作っているが、半導��チップを開発するためのツールを求めている。

Input Dynamics：携帯機�_をトントンたたく場所でコマンドを識別する
Input Dynamics社は入��コマンドをたくさん�\やしたい、という携帯機�_メーカーに向けたソフトウエアを開発している。TouchDeviceと�}ぶその�\術は、これまでのタッチスクリーンやマウスなどの入��デバイスとは違い、携帯電�B機の�屬箍�をトントンと��くだけである。
　
スマートフォンではない画�Cの小さな携帯電�Bで、入��コマンドを�\やしたい、という����や、アマゾンの電子ブック「キンドル」のような電子インクのディスプレイを使うような携帯機�_に向く。コマンドというのは例えばメニューを���Iする、画�Cをスクロールする、文�Cや画�気鬟此璽爛▲奪廖▲此璽爛瀬Ε鵝▲�メラのパノラマ、スキップなどの動作を行わせるための命令の�k�|である。これらのコマンドを、携帯機�_をたたく場所や�v数によって使い分ける。例えば、電�Bがかかって来た時に「トン」と1�vたたくと�p�B�_を挙げる動作を表し、電�B機からは1�vバイブレーションでその動作を確認する。2�v「トントン」とたたくと電�Bに出ないという行動を��し、電�B機は2�vのバイブレーションで動作を確認する。

トントンと��く操作を検出するのはマイクロフォンだ。�盜颪�Kionix社がMEMS�\術による3軸の加�]度センサーで携帯電�Bの「�峅失���表裏」の6カ所の振動を検出したのに�瓦靴董∈��vは音を検出する。マイクからの音をサンプリング周�S数44kHzで検出し、1�vの「トン」と2�vの「トントン」も�~単に聞き分けることができる。今は携帯電�B機の9カ所のポイントを��くコマンドに�官�しているという。

図2　��くと音の�S形はシャープに立ち�屬�る

2008�Qにケンブリッジ�j学からスピンオフして設立された同社は、この音を検出する信���S形からコマンド操作を�官�させるためのソフトウエアを開発する企業だ。これまで�L外の�j�}OEMやODM企業と共同開発してきた経�xを�擇�し、��業した。このソフトウエアの開発と����化に��要な�@金を2009�Q10月に東イングランド開発局EEDAから10万ポンド（1500万��）、2010�Q7月にはケンブリッジ�j学のTLO組�Eケンブリッジエンタープライズ社（参考�@料1）からも出�@を�pけている(参考�@料2)。

信���S形とコマンドを�官�させるソフトウエアがこの�\術のカギとなり、このソフトをライセンス販売する。マイクの音��やA-Dコンバータにもよるが15カ所��くようなコマンドも聞き分けられるとしている。操作ボタンを�\やしたくないという携帯機�_に向き、ソフトウエアをアップグレードすることで、コマンドの拡充も可�Δ砲覆襦��邵澹楜劼蓮�携帯電�Bメーカー、タッチスクリーンメーカー、カーナビやDVD機�_メーカー、タブレットや電子インク�擬阿療纏劵屮奪�メーカーなど�j�}数社と�Bし合いを始めているという。

Masabi：切符を携帯から�P入、改札も通�圓任�るシステムソフトウエア
2001�Q創業のMasabi社は、携帯電�Bの画�Cから電�Zの切符を�P入し、そのまま改札も通れるようにできるシステム向けのソフトウエアを開発している。同社は、英国のオンライン電�Zチケット販売会社のthetrainline.comと共同で、主な携帯電�Bの機�|に使えるようにしたと発表した。ブラックベリーやノキア、ソニーエリクソン、サムスンなどの携帯電�B機とスマートフォンおよびアンドロイドベースのスマートフォンでこのほど使えるようになった。

図3　携帯電�Bから切符を�P入、そのまま改札も通る　バーコードリーダーさえあれば�O動改札システムを構築できる極めて低コストな切符システムとなる

切符売り場に並ばずとも携帯電�Bで�P入できる「電子切符」は、携帯の画�Cに切符を表��したり、その情報を2次元バーコードに表��したりできる。このシステムでは�k切の�Lは出��しない。改札口ではバーコードリーダーさえ�△┐譴伉��圓任�るため、改札口のシステムを極めて�W価にできる可��性がある。

ブースで説��していた同社Will Morley��によると、鉄�Oのほか、バスや飛行機のチケットなどいろいろな交通システムに使いたいとしている。今のところ、英国のthetrainline.comとパートナーを組んでまず英国からサービスを始めるが、これを�Q国へ�t開したいという。何よりも導入コストを�Wくできることが最�jの��長で、改札口ではバーコードリーダーさえあれば、�W価な開閉システムを設けるだけで乗客を誘導できる。さらに�X口業��を��らせることもできる。

参考�@料
1. ��集：英国株式会社(10)�j学がベンチャーを�мq (2008/04/04)
2. Teaching old phones new tricks