FD-SOI CMOSは20nm以Tではバルクよりも~WとSOIコンソーシアムが発表
完空型(fully depleted)SOI CMOS\術は20nm以TのCMOS\術として性Α⊂嫡J電、コストの点でバルクCMOSと比べ~WになることをSOIインダストリコンソーシアムが発表した。このため携帯機_に使うべきSoCには向いていると同コンソーシアムの峙薀妊レクタをめるHoracio Mendezは主張する。
![図1 完空型SOI()とバルク型(左)のMOSトランジスタ構]](/archive/editorial/technology/img/TFP110221-01a.jpg)
図1 完空型SOI()とバルク型(左)のMOSトランジスタ構]
FD-SOI\術(図1)は、バルクCMOSと比べると]チャンネル効果がきにくい。もちろん、MOSFETの動作原理から]チャンネル効果がないlではないが、ゲート長を]くしていくにつれ、ゲートしきい電圧Vthの低下が緩やかになる。このためバルクCMOSならVthの低下がなゲート長でもまだフラットなXを維eする。この性は微細化する屬廼砲瓩乍~Wである。電圧を下げても動作できるためだ。
]チャンネル効果がきていないゲート長は、プロセスバラつきが少ないことをT味する。ゲート長がバラついてもVthはさほど変化しないためだ。このT果、SRAMセルの動作がW定になる。SRAMはプロセッサのレジスタやFIFO、キャッシュなどさまざまな所に使われる_要なv路である。これがW定にあればプロセスバラつきの少ないプロセッサを作ることができる。ARMのプロセッサをコアとするSoCなどに向くlだ。
そこで、現実的なARMの低消J電プロセッサコアのkつCortex-M0(ゲート換Qで3万ゲート)を使い、シリコンベースのシミュレーションをバルクCMOSとFD-SOIのCMOSに適し、比較した。そのT果、ある世代の動作周S数を1とすると、バルクCMOSでは0.9Vから0.7Vにかけて25%向屬靴拭これに瓦靴董FD-SOI CMOSは0.9Vでは同じ25%改だが、0.8Vで40%改し、0.7Vだと80%も動作周S数が屬った(図2)。
図2 FD-SOI CMOSは電圧を下げられる点で~Wになる
Mendezは、SRAMなどのメモリーには最適だとする。SRAMをW定に動かすためにはVthの揃ったフリップフロップが要だ。同によるとバルクCMOSなら0.8~0.9V動作が現実的だが、FD-SOIなら0.65Vでも現実的だとしている。電圧が下がる分、性Δ茲蠅眈嫡J電がjきく下がるため携帯機_に向く。複数の企業やj学の研|では150mV(0.15V)という低い電圧でもFD-SOIトランジスタは動作したことを確認している。
さらにプロセスコストもWくなるという。これはバルクシリコンと比べプロセスが~単になるからだという。Mendezは、リーク電流やサブスレッショルド電流を抑えるため、バルクCMOSではVthのチャンネルドーピングに加え、深いドーピングと、ドレイン・ソース接合Zfのハロードーピング(Halo doping)を行う。こういったプロセスステップがFD-SOIでは要らない。
さらにバルクCMOSでは微細になるとFINFETなど3次元構]のトランジスタが考案されているが、構]が複雑になり、コストは\jしリスクがjきい。これに瓦靴FD-SOIだと、微細化と共にBOX(mめ込み┣祝譟砲50nm度と薄くなるため、基バイアスをかけることができるようになる、というボーナス的なメリットも{加される。
次の段階ではFD-SOI CMOSを使うために現在、携帯機_メーカーとBをしており、さらに数ヵ月後には20nm以TのてのバルクCMOSをFD-SOIに換えようと同は考えている。]チャンネル効果が少なくVthのバラつきが少ないということは、コンパレータや差動入がl富なアナログv路にも~Wである。
FD-SOIを進めるSOIコンソーシアムメンバーには、ARM、グローバルファウンドリーズ、IBM、STマイクロエレクトロニクス、Soitec、CEA-Letiがいる。さらに、SOIコンソーシアムとしては、プロセスファウンドリやIPプロバイダにも}びかけ、微細なトランジスタのエコシステムを構築したいと考えている。