図1　インドTERI（The Energy and Resources Institute）のDirector GeneralであるVibha Dhawan�F士

これまでのRD20（参考�@料1、2、3）において、インドのTERIは、クリーンエネルギー�\術の研�|開発に����してきたことを伝えてきた。�\術の初期段階である実�x室レベルでの実�xや�\術開発から、クリーンエネルギーのパイロット�攵�や�j(lu┛)量�攵�への�々圓泙粘泙瓩織丱螢紂璽船А璽黽���までカバーしている。クリーンエネルギー�\術分野では、TERIの研�|開発��動は、�H岐に渡る。�噞�cや建�]�顱���にグリーンビルディングの設��でのエネルギー管理や保�Tをはじめ、ソーラーエネルギーや風��発電、蓄電池�\術、送電��、さらにバイオ�\料についても��を入れてきた。

バイオ�\料に�R��

バイオ�\料に関しては、実�x室レベルの研�|開発と�j(lu┛)量�攵��\術について�R��している。バイオ�\料とは、再�擴��Δ����饅y(t┓ng)来の�~機性�@源（バイオマス）を原料として、発酵や搾��、�X分解などによって作られる�\料のことだ。ガス�Xあるいは�]�Xの形で使う。ガソリン�Zでは、バイオエタノールを混合し、デ��ーゼル�Zでは軽��にバイオデ��ーゼルを混合する。バイオ�\料として、サトウキビやトウモロコシなどを原料とする栽培作���Uと、�擇瓦澆箍漆絮��o、家畜��(sh┴)尿などを原料とする廃棄���Uがある。家庭でてんぷらなどの料理で使われた食����のような廃��を�@��する��(sh┫)法もある。

藻類を�W(w┌ng)��するバイオデ��ーゼルやバイオエタノール、バイオ水素、バイオメタンなどを�攵�するための研�|にも深く携わってきた。バイオ�\料は�\焼の際にCO2（二�┣獣坐如砲鯒喀个垢襪發里�、原料作�颪寮�長�壻�においてCO2を吸収しているために、CO2の排出と吸収で差し引きゼロ、すなわちカーボンニュートラルが成り立つ、とされている。そこで、このバイオ�\料の�攵�は�e��可�Δ兵匆颪悗箸いΕ法璽困砲發弔覆�る。バイオ�\料を作るためのきれいな水も��要になる。

バイオ水素へと発�t

水素の�攵�に関してTERIでは、原料作�颪�2次的な作�顱僻����颪簇�細藻類など）からバイオ水素を�收�するプロセスを開発してきた。�~機�颪論い涼罎砲燭�さんあるからバイオ水素の�攵掚を�屬欧襪海箸�できるようになると考えた。

バイオ水素は、�Hくの微���颪�、いろいろな�|類の穀�颪了爪屬離丱ぅ�マスや、�]��のバイオマスなどを原料とする。基本的にはどのような�~機分子でも、ハイドロカーボン（CHO）から成り立っており、CHOからなるバイオマスからHを�Dり出すことができる。Dhawan�F士のグループでは、極めて効率の高い�|��を見つけており、バイオマスが水素を�恩気垢襪判劼戮討い�。
　
またTERIでは水素の�W(w┌ng)��に関しても研�|しており、例えば��鉄所では水素を�恩戯泙箸靴道箸Δ海箸如���鉄所の脱炭素�\術の可��性を検討している。ただし、経済的な問��があり、そう�~単ではない。

カギは国際協��

クリーンエネルギー問��を解��するために�\術は�Hいが、�Q国間で�\術的な開きもある��「しかし、同じ地球にいる。そして、同じ問��を�Qえている。例えば、気�t変動は同じ地球のどこにでも��きている。だからこそ、�Mたちは�\術を共�~する��要がある」とDhawan�F士は提案する。

地球��模の国際協��では、課��は二つあると同�F士は言う。�kつはテクノロジーであるが、テクノロジーを使って共通問��に�棺茲垢�。しかし、二つ�`の問��として財���屬量筱�がある。裕福な国とそうではない国との違いだ。テクノロジーをみんなが�瑤襪海箸��_要で、それを発�t���峭颪愿舛┐襪燭瓩砲呂匹Δ垢譴个茲い世蹐Δ�。

Dhawan�F士は、水素のテクノロジーを�‥召垢襪燭瓩���(sh┫)法を提案する��「すでに�Hくの国で水素エンジンバスが走っている。また工業的にも水素が使われ始めている。この水素をまだ設��されていない国へ�eってこようとすると、プラグ&プレイのように�~単には実現できない。そこで、外国の�j(lu┛)企業から水素バスを導入し、そのまま使うというよりも、それを現地で現地の要望に合うように改良していく」。このようにして、使い��(sh┫)を教え、現地ではテクノロジーを吸収していく。

水素の問��を共�~する

ただし、水素には問��が�兩僂靴討い�。保�Tするための�\術や輸送の問��、�W��性も問��になる。こういった問��をリストアップし、常に�k緒に共同で作業し、リスクや使���屬量筱�などを業�cで�k緒に見つける。もし故障したり、爆発させたり、�j(lu┛)きな��故でも��こしたら、地球��模の��害になるので、�W��性は�_要な課��となる。

また、水素の�收�に水の電気分解を使うとなれば、調和させるためのコストをどうするのか。どうやってコストを下げるのか、コスト削��(f┫)の�\術開発も�_要となる。こういった問��の解��法を提供しみんなに�瑤蕕散��~することが�_要になる。�W��性に関してもみんなで議�bする。そのための専門�\術も��要となる。

今�QのRD20ではどんな�B��を提供するのか

「�Mは常に新しい�\術（emerging technologies）に�R�`している。新しい�\術は�Hくの可��性を秘めているからだ。そのための基��が��要となる。例えば水素�收��\術では、いろいろな国の機関ともディスカッションし、AISTの�Z藤�O�d��(hu━)（参考�@料1）とも水素に関して�k緒にディスカッションし、バイオ水素関係で共同研�|していきたい」と�T欲を見せる。

バイオ水素は���餝愿�法�Г亡陲鼎い匿總任��收�する。その�收�では、��加価値のあるLCA (ライフサイクル�h価) 分析が�kつの�`�Wとなる。なぜならLCA分析は、�Hくの新�\術においてまだ使えないものを�h価するには適しているからだという。

EV（電気�O動�Z）に関しても、完成�ZはCO2を出さないが、EVを工場で�攵�する�屬脳嫡JされるエネルギーがCO2を出している。また、EVを充電する場合でも����のように化石�\料による電��を使うのならCO2を排出していることになる。だからEVにもLCS分析が��要になるのだ。

もちろん、バイオ�\料などに関してもLCA分析は��要となる。バイオ水素は��2世代、��3世代のバイオ�\料となるだろうが、バイオガスやバイオマス、バイオテクノロジーをどう扱うのかという�h価も�_要である。

��業の残渣を�W(w┌ng)��するエネルギー源

最�Z、よく�Bをすることだが、送電線のロスやコストなどを考えると、集中型のエネルギー�收�（発電）ではなく、��単位での分�g型発電で、ここにバイオマスをたくさん使うという考えである。��業の残渣を�W(w┌ng)��するバイオマスを使うことにより、ゴミや汚��の問��を��(f┫)らすことができる。

��業の残渣をCNG (Compressed Natural Gas：日本では�]化�W��ガス)�收�に�W(w┌ng)��するとなると、��単位でのエネルギーが�~効だろう。モビリティ分野では、CNG は 乗���Zにはすでに使われて浸透している。200-250バール（1バールは約1気圧）で圧縮すると気��の1%に圧縮できる。

CNGはエタノールをベースにしているが、人口密度の�Hいインドや日本では��業残渣がたくさんできる。バイオガスプラントを�W(w┌ng)��すると、バイオガスはもっと身�Zになる。広く普及させるには未だ問��は�Hいが、食�颪汎韻��收�プロセスでできる。CNGはグリーンであり、オプションの�kつになる。バイオ�\料は工業�c、��に、鉄�^業�cや、��鉄業�cと協��しながらゼロロードマップを�Wき進めていく。今�QのRD20ではこれらの業�cと共にバイオ�\料関係にフォーカスしてみたいと期待している。

参考�@料
1. 「今�QのRD20、『国際連携の����的テーマを��めたい』」、セミコンポータル、 (2022/06/24)
2. 「RD20：会議から�k歩進んでイニシアティブへ〜経済�噞省」、セミコンポータル、(2022/08/24)
3. 「RD20：水素の影�xを共通�h価、国際協��へのカギとなる〜仏CEA-Liten」、セミコンポータル、(2022/08/30)